資本主義社会で幸せと自由を掴むお金との向き合い方

資本主義社会で幸せと自由を掴むお金との向き合い方

人は誰しも幸せな人生を送りたいと願っていることでしょう。私たちが生きる資本主義社会において、この願いを実現するためには、お金との向き合い方が非常に重要になってきます。

私は、お金が人生に与えてくれる最大の恩恵は“自由”だと思っています。この自由は「人生を自分でコントロールできている」という感覚と深く結び付きます。

アメリカのミシガン大学で心理学者として活躍したアンガス・キャンベルは、研究を通じて、幸福度の高い人々には共通点があることを明らかにしました。それは、収入や住む地域、教育レベルなどではなく「好きなときに、好きな人と、好きなことができる」という生活を送ることであると彼は述べています。

経済的に困窮している人たちの中でも、宝くじを購入する方が一定数いらっしゃいます。購入する理由としては、宝くじが夢を叶える唯一のチャンスだと感じていらっしゃるからかもしれません。ある調査によると、アメリカでは低所得者層は年間平均412ドルを宝くじに費やしているそうです。これは高所得者層が宝くじに費やす金額の約4倍にあたるとのこと。

裕福になる方法はさまざまですが、裕福であり続けるためには「倹約」と「貯蓄」が欠かせません。「裕福になること」よりもさらに重要なのは「裕福であり続けること」です。そのため、経済的破綻におちいらないよう、ちゃんと備えておく必要があります。

大きなリターンを追求するよりも、計画が思い通りに進まない可能性を考慮し、破滅を回避するため耐久力をつけることが肝要です。

「本当の富は目に見えない」という言葉があります。人は他人の豊かさを外見から判断しがちですが、実際には銀行口座の残高やローンの詳細といった情報を目にすることはできません。相手の経済力を測る際には、車や家、インスタの写真など、目に見えるものに頼りがちです。

しかし、真の富とは目に見えないものにこそ存在するとも考えられます。たとえば、高級車や宝石を購入しなかったという事実や、目に見えない金融資産こそが実は最も安全な富だったりします。

富のロールモデルは、現実として見つけることが困難です。私たちは、知人が買った車や子どもの進学先といった情報を知ることはできても、その人の本当の貯蓄額やポートフォリオの詳細を知ることはできません。真に豊かな人を見極め、参考にすることは結構難しいのです。

挑戦する前から失敗に備えることは、リスクを避けようとする消極的な方法だと考える人もいます。ですが、見方を変えると、むしろ耐久力を意識した攻めの戦略とも言えます。

失敗への備えをすることで、長期的に物事に取り組むことが可能となり、低確率の結果から得られる最大の利益を手に入れることができます。最大の利益を得られる機会は非常に稀で、さらに複利の効果を利用するためにも時間が必要です。

ビル・ゲイツは、マイクロソフトの創業期について、非常に慎重な経営を行なっていたことが知られています。彼は「当時は極端に慎重なアプローチを考えていた。たとえ売上がまったくなくても、従業員に1年分の給与を支払えるだけの資金を銀行に確保しておきたかった」と語っています。

ウォーレン・バフェットは、彼が経営するバークシャー・ハサウェイについて2008年に次のように述べています。「私は、株主の皆さんや格付け機関、そして私自身に、バークシャーを常に十分すぎるほどの現金で運営することをお約束します。無理に利益を追求することで、皆さんの安眠を妨げるようなことは決していたしません」。

Kenta

1992年生まれ、兵庫県在住。本業は個人事業主で、小規模団体の会計請負事業をやっています。ニュースや書籍を読むことが大好きなので、それらで得られた生き方に役立つであろう情報を皆さんとシェアできればと思います。

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