職場の人間関係で悩みがちな人が意識すべきこと

人間関係

職場の人間関係というのは、退職理由やストレス要因のアンケートで、ずっと上位に居座り続けています。今これを読んでくださっているあなたも、きっと人間関係に悩まされた経験があることでしょう。学生時代やプライベートでは全く問題なかったが、仕事となると関係性でつまずくようになった、という人も多いそうです。

組織に属して働く限り、この問題はずっとついて回ります。ならば少しでも早く考え方を適正化し、ストレス軽減を図ることが必要です。人間関係のポイントは、やはりしっかりとした線引きを行うことにあります。

職場での関係性は「金の関係」である

まず改めて意識してほしいのは「職場の人との関係性は友人関係ではない」ということ。皆さんご承知の通り、あたりまえのことです。では「職場の人との関係」と「友人関係」の違いを確認しておきます。

「職場の人との関係」は、社会や他の組織・個人に物やサービスを提供するため、お互いに無理して協力しあう関係。
「友人関係」は、楽しいことや、つらいことを共有して自分たちの人生を豊かにするため、お互い積極的に協力しあう関係。

関係のそもそもの存在理由が自分たちのためか他者のためかで、はっきりと分かれています。職場という場所は、性質上、仲の良い状態を続けにくいのです。職場の人と出会った経緯はなんでしょうか。世の中の大半の人は、基本的に給料という生活費を求めてその場所につどっただけのはずです。

お金だけの関係が長く幸せに続くわけはありません。本心では相手を知ろうとせず、お金が払われなくなったら関係はそこで即終了なのですから。

会社は売上に貢献するための場所

会社というのは、従業員が成果をあげて売上に貢献し、その対価として給料が支払われるところです。人間関係が円滑な組織のほうが成果をあげやすいので、人間関係の向上が謳われますが最終的に求められるものは成果です。

意思疎通に問題はなく、適度な緊張感がある、というのが最も成果を出しやすい状態であり、会社にとって人間関係は良すぎても悪すぎてもいけません。従業員同士で仲良く過ごす場ではなく、緊張感を持って協力しあい、売上に貢献することを常に考えて行動する場でなくてはなりません。

学生時代との決定的な差は、まさに、ここにあります。社会的に、学生は主に消費者という立場ですが、会社員は主に生産者という立場に位置します。

会話は「挨拶」「声かけ」「仕事の話」ができれば十分

職場の人と適切な距離感を維持するために必要な会話は「挨拶」「声かけ」「仕事の話」の3点だけです。しかし、この3点だけはできないと他の人の協力を得にくくなってしまい、遅かれ早かれ孤立するなり仕事がやりづらくなったりする可能性が高いです。

そうなると成果をあげるどころの話ではありません。成果があげられないとなると、これから先の職場の選択肢もどんどんと狭まり、社会的閉塞感を味わうことになってしまいます。

この3点を自分から積極的に行い、実力がアップしていくと、それに比例して職場の選択肢は増えていきます。そして、低賃金であったり従業員同士で足を引っ張りあうような職場は、いち早く切ることができるようになります。問題のある職場は、優秀な人から順に早抜けしていくことになるでしょう。

プライベートはあまり語らないこと

プライベートな話は、同僚間で無理にする必要はありません。直属の上司が部下を評価・マネジメントする際に、ある程度、部下のプライベート情報を把握しておく必要はありますが、決して踏み込みすぎないように注意しましょう。

プライベートな話は友人間で行い、楽しく盛り上がらせるものです。さすがに職場の人に尋ねられて答えを拒否すると関係性にヒビが入るので、適度に答えてあとは上手くはぐらかせば十分です。気をつかってこちらからも聞き返す必要はありません。

もし相手が自分から話し始めたのであれば、きちんと耳を傾けてあげてください。しかし、職場の人と盛り上がらせるべき話は第一に仕事の話である、ということは肝に銘じておきましょう。

人の悪口は絶対にNG

社会人として成熟した大人になりたいのであれば、他人の悪口は絶対にNGです。噂話の拡散力は計り知れません。あの人は信用できるから、と喋った内容でも、その人だって人間です。一切の悪気なく、気の緩みから、つい他の人に無意識に言ってしまうことだってあるでしょう。他人はコントロールがききません。非は自分にあることを認めましょう。

万が一、その話が本人にまで伝わってしまったら、あなたは信用できる人を失い、同時に気まずい敵を増やすことになります。そして、あなたが人の悪口を言っていたという事実を知った人は、心の中であなたの評価を下げることでしょう。「自分もこの人の悪口の対象になるのだろう」と思うのは自然なことです。

また、人の悪口だけでなく、不平不満や愚痴にも気をつけなければいけません。これらは誰かに聞いてもらえると、あなたの脳はそれで満足してしまい、現状を変えるための方法を本気で考えなくなってしまいます。ストレスの原因は、努力によって元から取り除いていかなくてはなりません。

あなたの会社はあなたのお客さん

就職するとどうしても、自分の存在が会社に勤めている自分という認識になってしまいます。しかし、主はあくまで会社ではなく、あなた自身です。あなたはいわば労働力という商品を売って、その代金を頂いている身です。

つまり、会社はあなたのお客さんであり、同僚たちは得意先の従業員のようなものです。だから基本的に丁寧に接するよう心掛けてください。ご機嫌をとる必要はありませんが、社会人としての礼節は守らなくてはなりません。

Kenta

1992年生まれ、兵庫県在住。本業は個人事業主で、小規模団体の会計請負事業をやっています。ニュースや書籍を読むことが大好きなので、それらで得られた生き方に役立つであろう情報を皆さんとシェアできればと思います。

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