他人との心の壁を打ち砕く6つのポイント

握手するビジネスマン

アメリカのある心理学者は、他人から好意を得るために意識すべきポイントとして、以下の6つを挙げました。

  • 外見の魅力
  • 類似性
  • 賞賛
  • 単純接触効果
  • 協同
  • 連合

社会で大きな仕事を進めるためには、協調性がとても大切です。他人からの好意を重視し、相手との心の壁を打ち砕く努力をしなくてはなりません。この6つのポイントに、特に目新しさはないと思いますが、自分の協調性をアップさせるためにも再度確認しておいて損はありません。一つずつ順番に見ていきましょう。

外見の魅力

人間は内面も大事ですが、やはり外見もかなり大切です。しかしこれは、オシャレに気を配って高価なものを身に着けたり、美男美女でなくてはいけないということではありません。大切なのは清潔さ・TPOに合わせたシンプルな服装・姿勢や笑顔といった、大したお金は必要とせず自分の意識次第でなんとでもなるものばかりです。

類似性

自分と他人との間に共通点があると親近感を抱くものです。共通点はすぐさま共感を生み出し、仲間意識を芽生えさせます。親しくなりたい人に出会ったら積極的に質問をし、その人と自分との共通点を探しましょう。共通点が見つからない場合は、多少強引にでも作り出し、類似性をアピールすると効果的です。

賞賛

誰でも基本的に自尊心は高いものです。他人から賞賛されると自己評価が高まり、自尊心が満たされ幸せを感じます。幸せを与えてくれる人に好意を抱くのは半ば必然でしょう。この他人を褒めるという行為は一見簡単そうに思えますが、とてもセンスが要求されるものです。付け焼き刃の褒め方ではすぐに見抜かれてしまい、相手の心に届きません。

ちゃんと相手の心に届く褒め方をするためには、褒め言葉を自然と言語化できるコミュニケーション能力や、観察力・発想力・積極性などが求められます。現代においても社会で人の上に立つ存在になるためには重要なスキルです。他人の良いところを探し出す癖をぜひともつけていきましょう。

単純接触効果

人は「知っている」という状態に安心感を覚えます。そして人は日々忘れていくものです。正確に言うならば、強烈な記憶であっても日々薄まっていきます。

遠距離恋愛がうまくいきにくいのは「遠くにいる接触回数が少ない恋人」から「近くにいる接触回数が多い他人」に恋愛感情が移行するからです。株式会社DeNAトラベルが2017年にインターネットでおこなった「遠距離恋愛に関するアンケート調査」では、結婚にまで至った人は16%でした。回答者数は1,488人です。

自分の存在を認識してもらう回数をなるべく増やし、不快感を与えない程度にさりげなく自分のことを伝え続けると、徐々にこの効果を実感していくでしょう。

協同

誰かと協同、すなわち協力しているときも、その協力相手に対して好意を抱きやすい状態になります。人類は未だに国家間の紛争が絶えませんが、強大な戦力を有した宇宙人が襲来してくると人類は一致団結せざるを得なくなります。そして協力して宇宙人を追い返せば、一時的には世界平和が訪れるであろう、なんて話があったりします。この協同の効果は少年マンガなどでもよく利用されています。

スケールの大きな例を出してしまったので現実的な例にしてみます。

営業職の人が顧客に対して「私はあなたの味方です」といった振る舞いをし、顧客の抱える問題を一緒に解決していく姿勢を強調するなどの使い方があります。成績の良い営業マンは、特に金額面に関して「(あなたのために)もっと値引きできないか、上司や会社に交渉してみます」と言ったりします。これは先ほどの例でいうと、宇宙人のポジションに上司や会社を当てはめ、それに立ち向かう「私とお客様」という協同の構図をつくり出し、顧客から好意を得ようとしているわけです。

たとえ値引きが実現しなかったとしても、このセリフがあるのとないのでは、これから先の「お客とその担当」という関係においての信頼性が変わってきます。

連合

何か物事が起きたとき、その物事と、そのとき深く関係していた人物などが自分の中で自然と結びつけられ、片方の印象がもう片方に強い影響を与える心理現象のことを「連合の法則」といいます。

一番顕著な例はテレビCMです。一般的には、商品に対して与えたい印象をすでに獲得しているテレビタレントが、その商品のCMに起用されます。他にも美味しい食事をとりながら商談したり、医師や弁護士など難しい資格を持っている人を「人間的にも優れた人」と思い込んでしまう、などが例として存在します。

シェイクスピアも人間のこの法則について「悪い知らせはその話し手に伝染する」と表現しています。相手に好印象を与えたいのであれば、ネガティブな内容の話はなるべく避け、好きなことや楽しかったことを思い出させる話をするのがおすすめです。

Kenta

1992年生まれ、兵庫県在住。本業は個人事業主で、小規模団体の会計請負事業をやっています。ニュースや書籍を読むことが大好きなので、それらで得られた生き方に役立つであろう情報を皆さんとシェアできればと思います。

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