こんな時代だからこそ「足るを知る」

足るを知る

技術革新のスピード感は年々上がり、さらには新型コロナの影響も相まって、いま世界は大きく変化しています。日本の雇用情勢は不安定な状態が続き、少子高齢化で税金は上げ続けざるを得ません。変化の激しい時代には、一度自分の精神状態において、盤石な基礎を築く必要があります。

人間というのは非常に欲深い生き物です。いま手にしているものの尊さは日に日にぼやけ、まだ見ぬものを求め続ける。もちろんそれは悪いことばかりではなく、上を目指すためには必要な欲求です。

しかし、大きな壁にぶち当たったときや精神が疲弊しているときは、いま与えられているものに目を向けて、隣の芝生だけではなく自分の芝生も十分に青いことを知らなければなりません。そうすると、この先もきっと乗り越えていけるでしょう。

例えば、多くの人が毎日おこなっているであろう入浴。この当たり前の行為も改めて考えてみると、かなりの贅沢であることに気付きます。

まず入浴するためには、たくさんの清潔な水が必要です。その水を適温まで温め、浴槽にためて浸かったり、シャワーという発明品で浴びたりするわけですが、自分1人でゼロの状態からとなると実現には多大な労力が必要となります。旅館の温泉だけでなく、自宅の風呂場でおこなう入浴もどれだけ贅沢な行為であるかに気付けると、人生は豊かになります。

食事がスーパーの値引き弁当であっても、決して悪くはありません。食品の安全はきちんと担保されていて、ちゃんとおいしく仕上がっています。弁当だってイチから作るとなると結構大変です。弁当を食べているときに「たまには外食で高級料理が食べたいなぁ」と思うのと「今日もおいしい食事ができて良かったなぁ」と思うのでは、心に与える影響はやっぱり違います。

茶碗1杯のご飯を食べるためにも、米を育てる時間と労力がかかります。多くの人に米を安定して供給させるためには、トラクターをはじめとした様々な機械や、そのエネルギーなども要ります。機械を発明する人や、その材料を提供する人、さらには運搬する人まで数えきれないほどの人たちと地球の資源が関わっています。

現代においては、茶碗1杯のご飯も奇跡の産物です。

幸せを感じられないときは、他人と比較するのをやめて一度立ち止まり、目の前のことやものに集中するのが大切だと思います。

Kenta

1992年生まれ、兵庫県在住。本業は個人事業主で、小規模団体の会計請負事業をやっています。ニュースや書籍を読むことが大好きなので、それらで得られた生き方に役立つであろう情報を皆さんとシェアできればと思います。

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